資格の取得は多くの人が経験、もしくは考えた事があるのではないでしょうか。
その理由は一つではなく多数存在し、
その数の分だけ資格の取得を通して得られるものが存在します。
資格の取得、またその過程において得られるものについて、紹介します。
関連の知識を包括的に得る事が出来る
資格を得る際には試験は必須項目です。
試験にはその分野で必要な知識が包括的に出題され、
バランス良く知識を要している事が問われます。
その為、資格を取得、その過程を通じて必然的に
バランス良く知識をインプットする事になります。
また、資格の勉強を進める場合に使用する『参考書』は非常に優秀で、
資格に関係する情報の大半が詰まっている事はさることながら、
必要な情報が項目毎に順序良く整理されていますので
参考書を基に勉強する事で、体系的に知識を得る事が出来ます。
勉強をする力が身に付く
時間は有限で、如何にその中で結果を出すかが問われています。
効率よく資格を得る為には、下記能力が必要となります。
- 目標管理能力
- タイムマネジメント能力
- 参考書を選ぶ能力
- 集中する能力
目標管理能力
勉強をする際には必ず目的、目標が存在します。
例えば、
英語を使う仕事に就く事を目的に、毎日オンライン英会話教室に励む事を目標にするなど
- 最終的に成し遂げたい事 ⇒ 目的
- 目的を成し遂げる為の具体的手段 ⇒ 目標
この目的、目標を明確にし勉強に取り組む事で、
日々勉強の理由付けが出来、継続して勉強に励む事が出来ます。
人間何の為に勉強しているかが明確でないと次第に違う事を考えて結果が出ません。
目的、目標を意識し、日々実践する事が資格を取得するには必要な能力となります。
タイムマネジメント能力
日々忙しくしている中で資格取得の為に勉強をするには『時間の管理』が必ず必要になります。
効率良く勉強をする場合、勉強の為の時間を確保する必要がある為、
日常のスケジュールの中に勉強の時間を盛り込む必要があります。
また、持て余している時間が無い場合は
他の予定を外してでも勉強の時間を確保する必要があります。
もちろん睡眠を削って勉強に励む事はご法度です。
一時的には良いかもしれませんが長続きしません。
日常のスケジュールの中に如何に勉強の時間を盛り込めるかが
結果を左右する事になります。
参考書を選ぶ能力
資格に関する参考書は大手出版社を始め、多く存在します。
それぞれに表現の仕方や難易度等も異なり
どの参考書が自身に合っているのか
必要な情報を備えているのかを考える様になります。
文字、図の割り合いや、分類のまとめ方など、
自身の理解度にマッチした参考書を選ぶ事が
効率的なインプットには欠かせないものとなります。
集中する能力
勉強を効率良く進めるには『集中』がキーワードになります。
雑音があり、周りから声を掛けられる状況だと
折角理解が始まった所で遮られたり、
別の事に思考が持っていかれて勉強が進みません。
如何に集中出来る環境に自身を置く事が出来るかが重要になります。
日常のスケジュール、自身の置かれた環境の中で集中する為の方法を探し、
行動を変えていくことで勉強が効率よく行える様になります。
因みに私の場合、
子供が3人いる事、妻もフルで働いている事から
家事・育児で夜は時間が取れないので
夜は出来るだけ早く寝て朝の時間を活用しています。
早朝だと誰の邪魔もなく、静かな場所で一つの事に取り組めるので、
自然と集中する事が出来ます。
自己成長を感じる事が出来る
資格取得へ向けた勉強は努力が必要なものです。
目標管理、タイムマネジメントを行い日々努力した結果が
『合格』という見える形で返ってきた時には何とも言えない達成感が味わえます。
また、資格の取得を通して得た知識が
仕事や日常で活用出来た際には更に自信へと繋がりまた次のステップへと足を運んでくれます。
就職・転職時に印籠として使える
資格は簡単に下記の様に分類されます。
- 業務独占資格・・・一定の業務を独占的に行う事が出来る資格（司法書士、危険物取扱者等々）
- 名称独占資格・・・一定の名称を名乗る事が出来る資格（調理師、保育士等々）
- 必置資格・・・会社の規模に応じ配置が義務付けられている資格（電顕三種、衛生管理者等々）
- 技能検定・・・業種における力量を証明する資格（機械加工、塗装等々）
- 民間検定・・・民間団体が独自に設定できる資格（日商簿記、ソムリエ等々）
資格を持っていなければ就けない職種や、名乗れないものなど、
資格を有する事で仕事の幅を広げる事が出来ます。
またどの資格もそうですが、
その分野での力量を証明する事に繋がります。
いくら言葉で説明しても、口がうまいだけなのでは？という懸念を払拭できます。
初対面でその人がどれだけの力量かを判断するのは難しく、
そんな時に資格が一つの指標として役に立ちます。
会社に入った後も資格は活躍する
会社の制度で資格が関係する事があります。
企業にもよりますが、ある分野の資格の取得が『昇格』の条件になっていたり、
必置資格など企業内で需要が高い資格などには『資格手当』などが出たりします。
また企業によって資格支援制度を設けている所もあり、
受験の為の費用補助や、取得後の報奨金などで資格取得を後押ししています。
会社に入ると部署異動などで新しい知識が必要になるケースが多く、
勉強の機会に資格を有効に活用してみるのも良いかと思います。
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