子供は『知る』を追求する天才です。
好奇心が旺盛で正にスポンジの様に身の回りの事を
どんどん吸収していきます。
本の読み聞かせはそんな子供にぴったりで、
知らない世界、聞いたことが無い言葉、色んな人物との出会いから
知識もさることながら感性が豊かになり
相手を思いやったり、労わったり出来る優しい子供に育てる事が出来ます。
そんな本の読み聞かせの効果、実践方法について紹介していきます。
1. 読み聞かせの効果とは
1.1 新しい言葉、新しい表現方法を知る機会になる
本には様々な言葉や言い回しが使われていて、新しい言葉を知る絶好のアイテムです。
子供はインプットの天才です。
本の読み聞かせ中でも知らない単語や言い回しが出てくると
質問してきたり、口ずさんだりして記憶していきます。
その積み重ねでどんどん言葉に強くなります。
1.2 集中して聞く力が身に付く
集中する能力は落ち着いて相手の話を聞く事で培われます。
大人が絵本を読んでいると、自然と子供も近くに寄ってきて聞いています。
聞いている時の子供は内容を理解したり、絵を見て考えたりと集中しています。
集中して聞く時間を長くできれば、自然と聞く力は身に付いていきます。
1.3 感性が豊かになる
本の登場人物は優しい人もいればいじめっ子もいたり、
お金持ちの人もいれば、貧しい人もいて多様性に溢れます。
様々な人物、場面で子供は子供なりに考え、想像力が鍛えられます。
物事を色んな方向から想像する力が付き、
自分ならと考える機会が多い程、感性が豊かになり、
いい人間関係が築けたり、独自の意見から仕事の幅も広げる事が出来ます。
2. 本の読み聞かせを実践するには
2.1 集中できる環境作り
本の読み聞かせをする際には、集中できる環境を整えましょう。
近くに子供の興味が惹かれるおもちゃやスマホが置いてあると
そちらに興味が削がれます。
2.2 継続して読み聞かせ出来る時間を決める(日課にする)
今の世の中共働きが多く、日常の忙しい中で中々時間が取れない人も多いと思います。
我が家でも夫婦共働きで帰宅後は怒涛の家事、育児がある為、
計画的に時間を確保しないと落ち着いて時間を取れません。
お風呂に入った後、寝る前などある程度時間にゆとりがある時間を探し、
継続できる様にしましょう。
また、寝る前に本の読み聞かせをすると
記憶に残り易いなどのメリットもある様です。
2.3 本選び
本選びは年齢にあったもの、子供の興味があるものにしましょう。
簡単なのは子供と一緒に本屋へ行き、
子供が読みたいものを子供自身が選ぶ事です。
そうする事で本への関心が芽生える事もそうですが、
本の読み聞かせの時間を子供自身が楽しみにし、
毎日の日課にもなり易くなります。
大人もそうですが、
何か新しい事を知る際、ヒントを得ようとする際には本は欠かせないものです。
子供の頃から本に触れる事で
子供の将来に好影響を与える事は間違いないと思いますので、
本の読み聞かせは継続していきたいと思っています。
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